さて・・・。
完成報告が2件ありましたが、そろそろ次の作品へとようやく取りかかれる・・・と言う事で^^
早速パチ組みしてみました^^

モノはこちら。
1月のMG最新作『トールギス』です^^
いつもなら適当にヤスリ掛けしながら・・・って感じで組んでましたが、進みが悪いし気合いノリも悪くなる傾向があるので、今回はホントにパチパチと組んでみました^^

頭部はリーオーを模したモノに甲冑を被せるような構造。
トールギスがリーオーをベースとした発展型であることを強く意識させてくれる構造が組んでいて楽しいですね^^

インストによるとここまでリーオーっぽくなります^^
更に額にフェイスを固定する仕様なのですが、穴が2つあって、挿す位置で顔の印象を変えられるという親切設計ぶり!

インストより。
フェイスを奥まってセットすると、お好みでよりガンダムっぽいイメージに組めるとか。
トールギスがガンダムの元になった機体・・・という設定までも組み込んでいるのは設計した方がこの機体に強い愛情を抱いているからでしょうか?(笑

組むとこんな感じ。
今月の模型誌によれば、EW版はテレビ版よりもガンダムっぽい感じになっているそうで、こうして見てみると、ついついツインアイにしてみたくなりますねw

肩のインナー装甲の成形ぶりが凄いなぁ~と思ったり。
こんな形状で成形できるんですねぇ~。
コレに白い外装を被せる・・・MGボールを思い起こさせますw

組んでいて親切だなぁ~と感じたのは、最近では良く見るこういうピンの形状。
『丸』じゃなく、ちょっと突起が付いています。
ちょっとしたことですが、こういうピンの形状にしてくれているお陰で、パーツの上下を間違えて取り付ける・・・と言うのを防いでくれます。
全箇所に採用できるワケではないでしょうけども(必要ないところも多いし、ね^^)、こういう気配りをさりげなく盛り込んでくれているところは本当に良く考えられているなぁ~と感心するばかり。
ところでコレ、太もも~ヒザのパーツなのですが、連動してヒザが動くギミックになってます。
ホント、簡素化されたパーツ割りでギミックが仕込まれる様は組んでいて驚きがあってとても楽しいです^^

このトールギス、サイドアーマーが独特で、普通のキットの様に腰に接続するほかに、太もも外側にも接続する2軸接続が採用されています。
可動範囲が狭くなるんじゃ・・・???
と思いきや、コレがまた意外と邪魔にならないという^^;;
こうすることでサイドアーマーが可動に追随して動き、ポーズを付けた際にサイドアーマーが自然な位置(誰が動かしても同じ場所)に行くようになってます。
塗装する側としてはちょっと擦れるのが気になりますかね?(ちょっとだけだけど)
個人的にはサイドアーマーは自由度が高い方が好きなので、ギミック自体無くてもいい気もしますが、その可動の妨げにならない設計には目を見張るモノがあります^^
一見の価値アリですよ^^

更に驚かされるのがバックパック。
上の画像で4パーツなのですが(バーニアは除く^^;)、たったの4パーツで後側を引っ張ると上下のパーツが開く構造に!ΣΣ(゚Д゚;)
当然押し込むと閉じます。
このパーツ数でこのギミックとは・・・本当に洗練されてますよねぇ~。。。
この上から2パーツ被せて、ギミック自体は6パーツとか・・・。
もはやこの辺のバンダイさんの技術は極まってる感すらあります^^
凄いw
と言うワケで、完成^^

プロポーションがホントカッコ良いw
シールドも3重構造で組んでいて感じられる『盾』感が素晴らしい^^
組み上がって思ったのは・・・思ってたより小さい?
と思って手元にあるアレと比べてみると・・・。

ほぼ同じ大きさじゃない?(笑
ほぼ同じ大きさで内部フレームを内側に詰め込んであるんですから・・・コリャ凄い^^;
比べたローゼン・ズールが大きい、とも言いますがw
HGとMGのコンセプト、模型としての密度の違いを体感するにはちょうど良い機会かもしれませんw
是非両方組んでみて欲しいところです^^

ドーバーガンにも凝ったギミックが入っていて、トリガーを引っ張ると砲身、銃後部、後部にあるパーツが連動して動きます。
面白いですが、ここでは割愛(笑
面白いなぁ~とは思いますが、鑑賞するタイプの僕としては動くギミックってあまり・・・^^;
トイとしては良いと思いますけど。
いや、もちろんMGのプラモデルのキットとしても良いギミックだとは思います^^
使うも使わないも持ち主の意思に委ねられてるわけですから^^
『MGν』同様、『ユーザーが選択が出来る』ってのは良いことです^^
値段の都合もありますけど・・・、『キット化される』と言う機会は滅多にないわけですし(アイテムにもよるけど,それでも10年単位でしょうし、ね^^;)、値段を気にせず出来る限りサービスを詰め込んでおいて貰えた方が僕は嬉しいかなぁ~。
その辺は僕等ユーザーの希望次第でいくらでも変化していくでしょうから、ご自身の意見は是非ホビーショー等でバンダイさんにお伝えしていけば良いんじゃないでしょうか?^^

リアビュー。
設定だと肩から生えているらしいのですが、MG版は胴体からフレーム接続になっています。
このバックパックが高い位置に設置されているからか、本体だけだと意外と前よりの重心に設計されているんじゃないかなぁ~と思うんですけどどうでしょうか?
靴が小さい影響もあるかもしれませんが。(でもそれも計算され尽くした感じがしてまたカッコ良いw
バックパックの下側を・・・じゃなく、バックパックに生えている横のウィングを引き出すと・・・

連動してバックパックが開きます^^(ついでに羽根側のバーニアの位置も移動
腰のリアアーマーは手動ですw(当たり前w
このギミックは凄いですねぇ~。
どこか無理してる感じ・・・ってわけでもなく、スムーズに軽く動きます^^
塗装派も安心w

アップで。
この密度感は小気味良いです^^
と言うワケで、トールギスでした。
最新MGの技術の粋を感じられる素晴らしい出来映えです^^
トールギスファンもMGファンも納得の出来!・・・ではないでしょうか?
箱の大きさにちょっとビビりますけど(笑)、パーツ数的にはさほど多くもなく、左右共通部品も多いので非常に組みやすいです。
触れ忘れてますが、ヒジ関節も凝っていて、曲げるとヒジの装甲が分かれて動く仕組みも入っています。
何度もオナ事故との繰り返しですが、簡素化されたパーツ割りの中で仕込まれたギミックの数々には驚かされますね。
超合理的な計算され尽くしたキット、是非体感していただきたいです^^
と言うワケで、今日はここまで^^
次回作はコレ・・・になるかどうかはちょっと検討中・・・と言う事で^^;